冬田んぼ 堆肥を入れて 耕耘す
大寒 の1月20日(土)
寒いながらも、風は無く おだやかな里山で
棚田のボランティア作業が 行われました
この大寒からの2週間くらいが
一番寒いと言われていますが
次の 24節季は 「立春」です!
春の暖かさを心待ちにしながら、冬にしかできない作業を
楽しみましょう
小さなハコベの花が 咲いていました
棚田に到着! さあ、やるぞー!
堆肥の袋を、一つの田んぼに 3~4袋 まいていきます
たくさんの田んぼに、均等に
この堆肥を購入する資金も、
イベントの参加料の中から「棚田維持費」として
捻出しております
たくさんの人に、支えられて
次の世代につながっていく 棚田です
こっちの田んぼには、米ぬかを まいておきましょう
米ぬかも、わらも、
田んぼの米作りから出たものを 再利用しています
昔ながらの農業をお手本に、出来る限り
手間暇かけて、頑張っています
でも、米ぬかを撒いていたら
カエルの卵を発見!
あわてて救出し、他の池に移しました
冬に田んぼや池に水があると
カエルが卵を産みにきてくれるんです
こんな風にゆるやかに
自然も守りながら、棚田づくりは続きます
春が楽しみですね~
こちらでは、男性陣が
クワを使って、手作業で 堆肥と土を混ぜる
【田起こし】の作業中
雨の後の土は すぞく重くて大変ですが 頑張ってます!
耕運機でやれば?
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
棚田なので、高低差がある上、
再生して田んぼを作ったので、耕運機が入れる田んぼは
限られているのです
それでも、耕運機を使える田んぼは
耕運機が大活躍
・・・・と思いきや
「ちょっと、だれか 助けてー」
田んぼのぬかるんだ箇所に 耕運機が突っ込んで
動きが取れなくなってしまうことも・・
みんなで引っ張り上げて、
ようやく脱出!
冬に水を抜いた田んぼでも、土はぐずぐずしていて
耕運機を動かすのも
クワを振り上げるのも
なんだか、田んぼの土と相談しながら・・・っていう感じです
それでも、
みんなでやるから
自分のペースでやれるから
里山がきれいになっていくから
みんな 笑顔
田んぼのワラで、畑の苗の寒さ除けも しました
お蔭さまで
田んぼの耕耘が、だいぶ進み
堆肥と、酸素が入ったことで
春までの間に、じっくりと土の力を蓄えてくれることでしょう
来週は、9;00~鳥の観察会もあります
やまグリのボラ活動は、9;30~です
どちらも たくさんの方の御参加をお待ちしております
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